2014年7月24日
◆◇◆DNPからのお知らせ◆◇◆
展覧会の見どころを分かりやすく案内する「デジタルガイダンスパネル」
国立西洋美術館で開催の指輪の橋本コレクション展示に採用され、運用が開始
大日本印刷(DNP)が開発した展覧会鑑賞システム「デジタルガイダンスパネル」が、国立西洋美術館の展覧会「橋本コレクション指輪 神々の時代から現代まで - 時を超える輝き」の鑑賞用補助ツールとして採用され、運用が開始されました。
来館者は、会場入口に設置した当システムの70インチ型デジタルサイネージ(電子看板)のディスプレーに触れると、8章からなる展覧会全体の構成を概観することができます。また、興味を持った章にタッチすることで、そこで取り上げられている主要作品など、各章の概要情報を閲覧することができます。8章の概要情報は、ワイドな画面を4分割して別々に表示できるため、4人が同時に操作することが可能です。このシステムによって、来館者が展覧会の全体像や展示の意図、作品の特長などについて、より能動的に楽しみながら理解を深めていくことが期待されます。
国立西洋美術館の橋本コレクションは、古美術蒐集家として名高い橋本貫志氏の、指輪760点を中心とする国内有数のジュエリーコレクションで、年代や素材に偏りがない広範なものとして高い評価を得ています。今回は、同コレクションが西洋美術館に収蔵後、初めて披露される貴重な機会であり、コレクションの中核を占める指輪に、絵画や衣装なども加えた350点を、歴史、技法、素材、用途、モードなど、さまざまな視点から紹介するものです。
この「デジタルガイダンスパネル」は、公の空間での効果的な情報提供のあり方について、技術とコンテンツの両面から取り組んできたDNPのデジタルサイネージのノウハウを美術館向けに展開したものです。これまで、パリのルーヴル美術館にも採用され、コレクション紹介などに活用されています。
今後DNPは、「デジタルガイダンスパネル」を国内外の美術館や博物館などに対して、展覧会の全体像や個別の展示内容などの理解を促し、楽しみながら鑑賞できるデジタルサイネージシステムとして提供していきます。
*ルーヴルでの展示の様子はこちら : http://www.museumlab.jp/greeting/tml/9th.html
■ 展覧会「橋本コレクション 指輪 神々の時代から現代まで - 時を超える輝き」の開催概要
会期 | 2014年7月8日~9月15日 |
会場 | 国立西洋美術館(東京・上野公園) |
開館時間 | 9:30~17:30(金曜20:00まで) *入館は閉館の30分前まで |
休館日 | 月曜日(ただし8月11日、9月15日は開館) |
主催 | 国立西洋美術館、東京新聞 |
特設サイト |
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