2016年10月4日
サイバー攻撃対策の演習コースのラインアップを拡充
大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、企業に対するサイバー攻撃対策要員を訓練、養成するサイバーナレッジアカデミーの演習コースのラインアップを拡充します。
【サイバー攻撃対策演習コース開始の背景】
日本国内でも近年、企業や組織を狙ったサイバー攻撃が増加しています。サイバー攻撃の手法は日々新しく出現して多種多様となり、セキュリティ製品の導入などによる技術的な対策だけでは攻撃を防ぐことが困難になっています。それに対して人的な対策が必要とされていますが、国内の情報セキュリティ業務担当者は人数やスキルの面で十分とは言えず、優れた要員の育成が急務となっています。
そのなかでDNPは2016年3月に、サイバー攻撃対策に必要な判断力や連携スキルなどを高めるため、さまざまな脅威に対抗するサイバーセキュリティ技術者を集中的に訓練し、養成する株式会社サイバーナレッジアカデミーを開校しました。本アカデミーは、世界トップレベルのサイバーセキュリティ技術を持つイスラエルのIAI(イスラエル・エアロスペース・インダストリーズ)の訓練システム「TAMERange」を活用し、日々複雑化・高度化するサイバー攻撃への対応を体験型実践演習(ハンズオン)で訓練・学習できる演習コースを提供しています。すでに情報通信や航空、電力業界のほか、中央官庁など幅広い分野で受講されています。
今回DNPは、従来のコースに加え、顧客企業・団体や中央官庁の受講目的、要望、提示条件などに合わせたサイバー攻撃防御訓練を行うカスタマイズ演習コースと、情報セキュリティ大学院大学と共同で行う演習コースを提供します。
【提供するコースの概要と特長】
●カスタマイズ演習コース
顧客企業・団体の受講目的や要望、中央官庁から提示された仕様書の条件に合わせ、サイバーセキュリティの技術担当部門の受講者に対してチーム形式でサイバー攻撃からの防御訓練を実施する演習コースです。
【受講料】10名あたり2,500,000円(税別)
●情報セキュリティ大学院大学の社会人向け講座「短期再教育プログラム」で実施する演習コース
豊富な社会人教育実績を有する情報セキュリティ大学院大学と共同で、サイバーセキュリティの歴史や最新動向を学習するとともに、サイバーセキュリティ対策の実践演習を行う3日間コース・3種類を提供します。
1 アタック1(不正侵入) 実施日: 2016年11月16日(水)~18日(金)
2 アタック2(Web系攻撃) 実施日: 2016年12月14日(水)~16日(金)
3 アタック3(標的型攻撃) 実施日: 2017年 1月11日(水)~13日(金)
【受講料】1、2、3いずれも、1名250,000円(税別)
【今後の展開】
今後DNPは、経営者層へのサイバー攻撃対策の重要性認知を目的としたコース、セキュリティ技術の基礎レベル習得を目的としたコース、顧客拠点へと出張して講義・演習を行うコースなど、顧客の受講目的に合わせたコースなどを展開していく予定です。
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。
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