2015年10月16日
DNPハイパーテック インテル Atomプロセッサー搭載Android端末に対応したクラッキング対策ソフト「CrackProof for Android」をリリース
高機能・高精細なタブレット端末に搭載されるインテル Atomプロセッサーに対応
大日本印刷株式会社(以下:DNP)の100%子会社の株式会社DNPハイパーテックは、モバイルゲームやモバイルバンキング等のアプリの不正改ざんを防止するクラッキング対策ソフト「CrackProoffor AndroidTM」を開発・販売しています。今回、スマートフォンやタブレット端末などでのシェア拡大が予測される「インテル®AtomTMプロセッサー(CPU)を搭載したAndroidTM端末(以下:インテル®AndroidTM)」に対応したCrackProof for AndroidTM(インテル®AtomTM版)を開発、2015年11月1日より提供します。
【開発の背景】
スマートフォンやタブレット端末の性能向上に伴い、膨大な計算を要するCADや高精細なグラフィックのゲームなど、高機能なアプリが増えてきており、高速処理が必要なこれらのアプリでは、CPUに負荷をかけずにプログラム改ざん等を防ぐセキュリティソフトが求められています。CrackProoffor AndroidTMは、2010年の発売以来、有料サービスの課金をさせない“課金システムはずし”や不正コピー、ゲームで本来とは異なる動作をさせる“チート”など、横行するクラッキング被害からAndroidアプリを保護するとともに、アプリの動作速度を低下させないセキュリティソフトとして高い評価を得て、多くの金融機関や家電メーカ、ゲームメーカーなどに採用されています。従来は、ARM社が開発したARMプロセッサー(CPU)を搭載したAndroidTM端末向けアプリ(ARMネイティブアプリ)のみに対応していましたが、今回の開発でインテル®AndroidTM向けアプリ(インテルネイティブアプリ)にも対応を可能としました。またDNPハイパーテックは、2020年には500億台規模になるとされるIoTデバイス市場に向けても、インテル®AtomTMプロセッサーに最適化したCrackProoffor AndroidTM(インテル®AtomTM版)を業界に先駆けて投入します。
【新バージョンの概要】
インテル®AndroidTMへの対応により、アプリ本来のパフォーマンスを損なわずに、クラッキング対策となるセキュリティを確保します(下表「パフォーマンス比較テスト結果(弊社作成の演算アプリで測定)」を参照)。今回バーションバップしたCrackProoffor AndroidTM(インテル®AtomTM版)は、今後も高機能化していくアプリの処理速度を低下させることなく、強力なセキュリティによる保護を実現していきます。
| 従来までの CrackProof for AndroidTM | CrackProof for AndroidTM (インテル®AtomTM版) |
検証端末 | Dell Venue8 | |
CPU | Genuine Intel®CPU 4000 2.13GHz Dual Core | |
演算に要した時間(秒) | 127.413 | 70.619 (45%の速度向上) |
【価格(税抜き)】
1アプリにつき年間利用料200万円~
【今後の展開】
DNPハイパーテックは、インテル®AndroidTMに対応したCrackProof for AndroidTM(インテル®AtomTM版)を国内・海外のAndroidコンテンツ配信企業向けにクラウドサービスとして提供し、2016年度で2億円の売上を見込みます。
大日本印刷株式会社 本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円
株式会社DNPハイパーテック 本社:京都 社長:小川秀明 資本金:4,000万円
※ CrackProofは、株式会社DNPハイパーテックの商標です。
※ その他、記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。
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