2015年4月9日

コストパフォーマンスのよい100インチの大画面テレビ会議用ディスプレーシステムを提供

超短焦点プロジェクター用スクリーンの映像表示システム販売を開始

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、2015年4月、100インチの大型でコストパフォーマンスに優れた映像表示システムの販売を開始し、大画面テレビ会議用ディスプレーシステムを提供していきます。また、DNPが保有するデータ処理技術やコンテンツと合わせてデジタルサイネージをはじめ、画面サイズを活かせる対面診療などの遠隔医療、子供向けの教育用途などへのサービスも視野に入れ、豊かな生活をサポートしていきます。

なお当製品は、4月8日(水)~10日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第6回高機能フィルム展」のDNPブースに出展します。この展示会では、DNPが成長領域と位置づける「食とヘルスケア」「暮らしとモビリティ」「環境とエネルギー」「知とコミュニケーション」において、DNPの強みを持った「未来のあたりまえ」となる製品・サービスや仕組みを創り出すために、販売機会の拡大と次期研究開発テーマの発見を目指しています。

 

【開発の背景】

テレビ会議の多くは通常液晶ディスプレーを採用していますが、画面サイズは50インチ程度が限界であり多拠点接続を想定した使い方や大画面映像が必要なケースでは、液晶ディスプレーを多面使いすることでサイズ感を補っています。

この状況に対し、今回DNPは、100インチと大型で、かつ低価格な超短焦点プロジェクター用映像表示システムの販売を開始し、相手の表情も読み取れる擬似フェースツーフェースの打合せが可能なテレビ会議を提供します。不要な外光はカットする一方で、プロジェクターの光だけを視聴者側に反射させる機能を持つスクリーンを採用しているため、従来のプロジェクター用スクリーンとは異なり、明るい部屋でも映像がはっきりと認識できます。

【超短焦点プロジェクター用映像表示システムの特長】

・ 100インチの大画面でありながら、スクリーンボード自体は厚さ3cm、重量30kgと同等サイズの液晶ディスプレーと比較しても非常に薄くて軽量なため、取り扱いが容易で、付属のブラケットやスタンドでさまざまな場所に設置することもできます。

・  市販されている超短焦点プロジェクター全モデルに対応しています。

・ 4分割表示にしても1画面が50インチ相当あり、人物と資料を同時に表示することが可能です。

・ 液晶ディスプレーを使用した場合と比べ低消費電力で運用できます。

・ 価格は100インチの液晶ディスプレーシステムに比べ、半額以下を目指します。

【今後の展開について】

今後DNPは、当製品をテレビ会議向けに販売を開始し、企業や商業施設、店舗などを中心に、2015年に15億円の売上を目指します。また、テレビ会議システムメーカー、プロジェクターメーカー、オフィス什器メーカーなどと連携し、簡易に購入できる販売網を構築していきます。

 ※ プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

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