2014年10月8日

コンパクトサイズの高機能ICキャッシュカード即時発行機を発売

約50%のサイズダウンと機能向上、スタイリッシュなデザインを両立

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、既存機の約50%のサイズに小型化した高機能ICキャッシュカード即時発行機を2015年春に発売します。

【新機種開発の背景】

キャッシュカードを銀行の店舗で申し込む場合、従来はカードを別の場所で発行して、生活者の自宅に郵送していたため、生活者の手元に届くまで約1週間のリードタイムが必要でした。一方、即時発行機を導入すると、新規発行のほか、紛失や破損などで再発行を希望する生活者に、店舗ですぐにカードを渡すことができ、サービスを大幅に向上させることができます。また、郵送費用などのコストも削減できるため、即時発行機に対する金融機関の需要は年々高まっています。

DNPは、金融機関のホストコンピュータから受領したデータをもとにカード発行用データを生成し、ネットワークを通じて安全に発行機に送信するサービス『CDMS(CardData Management Service)』と合わせて、ICキャッシュカード即時発行機を2010年から提供しており、これまでに国内トップシェアとなる約1,300台の販売実績があります。今回、店頭の限られたスペースに設置できるコンパクトな機種が欲しいという金融機関の要望に応え、既存機より機能や使い勝手を向上しながら、約50%のサイズダウンを実現した、スタイリッシュなデザインのICキャッシュカード即時発行機を開発しました。

【新機種の概要】

接触ICカードに加えて、ダブルストライプ(磁気ストライプ)と非接触ICカード(NFC対応)の発行も可能な高機能モデルです。既存機*より機能を高めながら、約50%のサイズに小型化し、省スペースでの利用を実現しました。さらに、ひと目でカード残量が確認できるフロントパネルや大型画面を搭載するなど、使い勝手も向上しました。

*  既存機のサイズ 幅525×高さ360×奥行き630mm

■主な仕様

サイズ(mm)

幅300×高さ420×奥行き500

IC発行

標準: 接触IC

オプション:非接触IC

磁気ストライプ発行

標準: 2本(カード表裏各1本)

オプション: ダブルストライプ

発行できる券種数

5種

単価

90万円

*税抜き、100台ロット時

【今後の展開】

DNPは、店舗の限られたスペースにも設置できる新製品により、ICキャッシュカード即時発行機の普及と既存機からの置き換えを進め、2017年度までの3年間累計で20億円の売上を目指します。

なお、10月9日(木)、10日(金)に、東京国際フォーラムで開催される、金融国際情報技術展(FIT2014)のDNPブースで本製品を紹介します。

 
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

ニューストップへ

検索・絞り込み

発表時期
カテゴリ
製品・サービスの16カテゴリで絞り込む
IRの9カテゴリで絞り込む

検索