2014年9月16日

両面プリントも可能な昇華型両面プリンター「DP-DS80DX」発売

省スペース設計で導入しやすく、高品質・高速の両面プリントを実現

大日本印刷株式会社（本社:東京　社長:北島義俊　資本金:1,144億円　以下:DNP）は、1台で両面と片面の両方のプリントができる業務用の昇華型プリンター*「DP-DS80DX」の販売を、9月より順次グローバル市場で展開します。

尚、当製品を9月16日～21日までドイツ（ケルン）で開催される写真・イメージング分野における世界最大の展示会「Photokina2014」のDNPブースに出展します。

【DP-DS80DXの特長】

「DP-DS80DX」は、店舗やラボにおいて、高品質な写真を両面にプリントするフォトブックやカレンダー制作などのサービスに最適です。

1台で両面または片面プリントが可能

コンパクトサイズながら高画質・高速なプリントが可能な「DS80」に改良を加え、シートタイプの受像紙を供給して両面プリントを可能にするユニットを新開発しました。これによって、従来の片面プリント用のロールタイプの受像紙と両面プリント用のシートタイプを同時にセットし、メディア交換の手間なく、両面または片面プリントに1台で対応します。

多彩なプリントサイズに対応

1サイズのメディアで複数のプリントサイズに対応できるため、メディア交換の必要なく多彩なサイズのプリントが可能です。

店頭サービスにも適したコンパクト設計

設置に便利なコンパクトな設計で、導入が容易なことから、オンデマンドプリントサービスの幅を広げることができます。

フォトブックやカレンダーなどの制作に最適

両面・片面いずれもプリントの仕上がりは、光沢（艶あり）とマット（艶なし）から選択でき、フォトブックやカレンダー、グリーティングカードなど、多様化するプリントニーズに対応することができます。

また、昇華型熱転写方式ならではのオーバーコート仕上げにより、他のプリント方式に比べてプリント面が貼りつきにくく写真画質の両面プリントが求められるフォトブックなどのプリントサービスに最適です。

【価格と仕様】

価格：オープン価格

製品名	DP-DS80DX
プリント方式	昇華型熱転写方式
プリント解像度（dpi）	300×300（高速モード）、300×600（高画質モード）
プリントサイズ	＜片面ペーパー（ロール紙）＞ 8×12インチ（203×305 mm） 8×11.7インチ（203×297mm） 8×10インチ（203×254 mm） 8×8インチ（203×203mm） 8×6インチ（203×152 mm） 8×5インチ（203×127mm） 8×4インチ（203×102 mm）＜両面ペーパー（シート紙）＞ 8×12インチ（203×305 mm） 8×10.75インチ（203×273mm） 8×10.5インチ（203×267 mm） 8×8インチ（203×203mm） 8×10インチ（203×254 mm） 8×6インチ（203×152mm） 8×5インチ（203×127 mm） 8×4インチ（203×102mm）
プリントスピード（高速モード・光沢仕上げ）	＜両面昇華プリント＞約124秒／8×10インチ約137秒／8×12インチ　＜片面昇華プリント＞約33秒／8×10インチ約39秒／8×12インチ
仕上げ	光沢／マット
バッファメモリ	64 MB
電源	AC100V～240V、50／60Hz
インターフェース	USB2.0 High-speed準拠
外形寸法と重量	（幅）322×（奥行）500×（高さ）415mm、29kg
専用メディア	＜両面メディア＞・8×10インチ：65枚（130画面）　×2セット・8×12インチ：55枚（110画面）　×2セット＜片面メディア＞・8×10インチ：130画面／ロール　×2セット・8×12インチ：110画面／ロール　×2セット

【販売目標】

DNPは、初年度10,000台の販売を目指します。

＊昇華型プリンター：ロール状のフィルムにイエロー、マゼンタ、シアンの3色を薄く均等に塗布したインクリボンのインクを画像の濃度に合わせて受像紙に転写する熱転写方式のプリンター。従来の銀塩方式と同等の高品位な画像を再現するとともに、高速プリントに優れ、機器の導入コストやメンテナンス負荷が低いため、市場から高い評価を得ています。また、DNPのシステムは色調表現に優れ、写真プリントで需要が高まっています。

※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

ニューストップへ