2021年6月30日
小型照明装置を用いた直感的な規制工事予告技術の開発について
阪神高速技術株式会社、株式会社テクノ阪神、大日本印刷株式会社(以下:DNP)は共同で、DNPが開発した小型照明装置*1を使用して、高速道路の工事や規制についてドライバーに直感的に分かりやすく知らせる新たな技術を開発しました。
*1 DNPが開発した小型照明装置の詳細はこちら : https://www.dnp.co.jp/news/detail/1192724_1587.html
【開発の背景と概要】
現在、高速道路上で規制をともなう工事を実施する際は、予告看板を設置する等により、前方で工事を行っていることをドライバーに知らせて、早めの車線変更を案内しています。
今回、DNPの小型照明装置を利用して3社が新たに開発した路面への投射技術を用いることにより、従前の予告看板に加え、車線変更を促す矢印を路面に照射することが可能となります。ドライバーに向けて、より直感的に早めの車線変更を案内できるようになり、特に夜間に走行するドライバーおよび規制工事従事者の双方のさらなる安全の向上に寄与していきます。
小型照明装置(写真左)、試験地内での照射の様子(写真右)
運用イメージ
【小型照明装置を用いた直感的な規制工事予告技術の特長】
■省電力
小型照明装置は省電力なバッテリーで駆動できるため、常設電源からの給電が不要となり、設置位置の制約を受けません。
■小型・高輝度
今回使用する照明装置は小型かつ軽量でありながら高輝度を実現しているため、空間的な制約がある高速道路上においても効果的な表示が可能になります。
【今後の展開】
3社は共同で、関係機関の協力のもと本開発技術の高速道路本線上での試験運用などの必要な確認を実施し、規制工事での導入に向けた取り組みを進めます。
阪神高速技術株式会社 本社:大阪 代表取締役社長:立石泰三
株式会社テクノ阪神 本社:大阪 代表取締役:藤井康男
大日本印刷株式会社 本社:東京 代表取締役社長:北島義斉
※記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。
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