2021年4月1日

「東京アニメセンター in DNPプラザ」が渋谷モディ内にリニューアルオープン リアルとバーチャルが融合した新たな体験価値を提供

4月16日より「クレヨンしんちゃん」企画展をリアルとバーチャルで開催

大日本印刷株式会社(本社:東京 代表取締役社長:北島義斉 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、2017年より東京・市谷で、一般社団法人日本動画協会(The Association of Japanese Animations、以下:AJA)と共同で運営してきた「東京アニメセンター in DNPプラザ」を、株式会社丸井が運営する東京・渋谷の「渋谷モディ」へ移転し、リアルとバーチャルの融合による新しい体験価値を提供するアニメ文化の発信拠点として、2021年4月16日にリニューアルオープンします。

(C)臼井儀人/双葉社 (C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK

移転の背景と、目指す事業展開について

ニューノーマル(新常態)の構築が進むなか、時間や距離による制限を受けない仮想空間を活用したサービスが拡大しています。また、IoT(モノのインターネット)などを活用して現実の情報をリアルタイムに仮想空間に反映し、リアルとバーチャルの2つの空間を鏡像のように存在させる「ミラーワールド」のサービスも誕生しています。また日本のアニメ産業市場も近年顕著に伸長し、2020年度もコロナ禍のなかでマンガやアニメ動画の需要が高まるなど、今後も事業の拡大が予測されます。

DNPは独自の「P&I」(印刷と情報:Printing & Information)の強みとして、安全・安心に大量の情報を処理する能力や表現技術等と、パートナーの強みを掛け合わせて、リアルとバーチャルの双方を行き来できる新しい体験価値と経済圏を創出する「XRコミュニケーション事業」*1を展開していきます。本事業の一つとして、アニメ・マンガ・ゲーム等のコンテンツホルダーと協業し、リアルとバーチャル双方の多様な表現手法を使ってコンテンツの魅力を発信します。

DNPは2017年よりAJAと共同で「東京アニメセンター in DNPプラザ」(東京・市谷)を運営し、コンテンツを活用した企画展や物販などを通して、日本のアニメ文化の魅力を広く発信してきました。今回DNPは、当施設を国際都市へと進化し続ける渋谷へ移転し、「東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYA」としてリニューアルします。「XRコミュニケーション事業」の基軸となる拠点として、生活者とコンテンツ・企業をつなぐ新しいコミュニケーションモデルの創出を推進していきます。

「東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYA」のサービスについて

1.リアルとバーチャルを組み合わせた企画展やグッズ販売によるプレミアムな体験価値の提供

知的財産(Intellectual Property:IP)を活かした展示会の企画運営ノウハウや出版社等のコンテンツホルダーとのネットワークを活かし、企画展やグッズ販売とバーチャル空間のサービスを組み合わせ、コンテンツの世界観の再現、キャラクターとのコミュニケーション機会の創出などによって、生活者とコンテンツや生活者同士をつなぐ新しいコミュニケーションや体験価値を提供していきます。

2.企画展や物販におけるXRコミュニケーションモデルの共創およびアセットの提供

「東京アニメセンター in DNPプラザ」で培ってきた安全・安心な情報管理と運用体制に基づいて、企画展や物販の基本的な仕組みを汎用的な資産(アセット)として開発し、新しいコミュニケーションの手法や空間を企業に提供することで、企業と生活者の新しいコミュニケーションを創出します。

初回企画展 「原作30周年記念展 クレヨンしんちゃん オラのミリョク新発見だゾ」

開催期間 : 2021年4月16日(金)~5月23日(日)

*WebサイトURL : https://tokyoanimecenter.jp/event/shinchan/

1.原作コミック誕生から30年の歴史をリアル空間に展示

『クレヨンしんちゃん』(臼井儀人/双葉社)の原作コミック誕生30周年を記念して開催する本企画展では、原作コミックからアニメ・映画・ゲーム・グッズなど、さまざまな形で展開されてきた同作品の魅力を伝えます。『クレヨンしんちゃん』原作コミック30年の歴史や作品に登場する多数のキャラクターに関する企画展示、原作とアニメの表現の仕方を見比べられる比較展示などを行います。

2.バーチャル空間と連動したサービスの提供

登場人物である野原しんのすけ、ひろし、みさえと共に、本企画展を楽しめるサービスを提供します。音声ガイドとしてスマートフォンアプリ「HoloModelsTM」を使用し、会場内の各所で、スマートフォン画面に登場したARキャラクターを見ながら、キャラクター同士の会話を聴くことができます。また、本企画展を「バーチャルSNS cluster」上にCGで再現し、バーチャル空間でも同時に本企画展を開催します。時間や場所にとらわれることなく企画展を楽しむことが出来ます。

今後の展開

DNPは「東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYA」において、日本動画協会や多くのパートナー企業と協業し、IPを活かした企画展と物販における新しい体験価値を提供していきます。また、ここで実施するビジネスモデルを発展させることで「XRコミュニケーション事業」全体を推進し、コミュニケーションサービス領域において、2025年度までに40億円の売上を目指します。

■「東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYA」の概要

〇所在地 : 東京都渋谷区神南1丁目21-3 渋谷MODI 2F

〇開館時間 : 11:00 - 20:30(企画展の最終入場は20時まで)

〇休館日: 年中無休(年末年始・施設点検日・展示入替日などで休館の場合あり)

〇WebサイトURL : https://tokyoanimecenter.jp/

*1 DNPのXRコミュニケーション事業について : https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/10159318_1567.html
*記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
*東京アニメセンターは日本動画協会の登録商標です。
*ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

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