2020年7月28日
子育て世代の女性社員が働き続けやすい職場環境に
国内初! 女性社員向けの可動式ケアルームとして「mamaro®」を3事業所に導入
大日本印刷株式会社(DNP)は、次世代育成支援および女性活躍推進の一環として、女性社員の産前のケアや産休・育児休業明けの職場復帰を支援するため、可動式のケアルーム「mamaro®を、東京都内の3か所の事業所に導入します。
mamaroは、DNPが資本業務提携しているTrim社の鍵付き完全個室型の設備で、幅180cm×奥行90cm×高さ200cmのスペースがあれば、どこでも設置可能なベビーケアルームです。現在、商業施設を中心に全国各地に設置されており、子供連れのファミリーなどが、外出時に手軽に授乳や離乳食、オムツ替えなどのベビーケアに利用しています。長時間の利用時には、センサーによって、管理者にアラートメールで知らせる仕組みを搭載しているほか、天井は開口率70%を確保して、換気によって空気の滞留を防止します。
DNPは、多様な人材の活躍を推進する取り組みとして、柔軟な勤務制度に加えて、キャリア形成を支援する研修制度や育児休業からの復帰プログラムなど、さまざまな制度を運用しています。また、対話による価値創造を推進し、社員の声も活かしながら、働きやすい職場環境の整備を推進しています。
また、2020年3月に策定した「次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画(第6期)」では、妊娠活動をサポートする制度の拡充を目標の1つに掲げています。
現在、DNPの女性社員の産休・育児休業からの復帰率はほぼ100%ですが、復帰後の定期的な搾乳時や、妊娠、不妊治療などで体調のすぐれない時に安心して利用できるスペースが欲しい、といった社員の声がありました。今回、こうした要望に応えるため、DNPが資本業務提携を締結しているTrim社の完全個室型のベビーケアルームmamaroを、企業の事業所としては全国で初めて導入しました。
DNPの事業所内の設置の様子
■可動式ケアルームの導入の目的
1.女性特有の身体の不調をケアする
妊娠中のつわりや眩暈、不妊治療中や生理中の体調不良など、妊娠・出産にまつわる、人には言いにくい身体の不調の際に、安心して休養できる個室空間としてmamaroを利用することができます。
2.完全個室の搾乳ルームとして
産休・育休から復帰した女性社員の多くが体験する搾乳について、場所がないために洗面所等で行わざるを得ないという隠れた課題に対して、衛生面とプライバシーを考慮した完全個室型のmamaroで解決します。
3.女性社員の隠れた悩みの顕在化・課題解決
妊娠・出産・育児を中心として、女性特有の悩みは顕在化しにくく周囲に理解されにくいことが課題となります。導入後、利用者アンケート等を実施し、機能改善を行っていきます。
【今後について】
DNPは、さまざまなライフイベントを迎える社員の多くが感じるキャリアの不安などを軽減する受け皿の1つとして、本取り組みをはじめ、より働き続けやすい職場環境の構築を推進していきます。
※「mamaro」の詳細についてはこちらをご覧ください。https://www.trim-inc.com/mamaro
※2020年6月2日ニュースリリース「大日本印刷と可動式ベビーケアルームを展開するTrim社が資本業務提携」:
https://www.dnp.co.jp/news/detail/10158244_1587.html
※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
※トピックスに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。
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