2023年1月31日
東京・市谷の本社地区再開発の一環でDNP市谷加賀町第3ビルを竣工
オフィス空間の工夫で社員のウェルビーイングを高め、地域の皆様や自然との共生も推進
大日本印刷株式会社(本社:東京 代表取締役社長:北島義斉 以下:DNP)は、地域の皆様や自然との共生と、より良い未来を実現する新しい価値の創出に向けて、国内外の拠点の整備を常に推進しています。特に、本社がある東京都新宿区の市谷地区においては、2009年から本格的な拠点の再開発と都市開発の工事を進めています。その一環として2023年2月1日に、DNP市谷加賀町第3ビル(地上5階・地下3階建て、延べ面積40,950㎡)を竣工します。
DNPはこの地域に、都内に分散していた各事業分野の営業・企画部門を集結し、社外のパートナーとの連携や事業分野を横断する社内の取り組みを強化し、社会課題を解決するとともに、人々の期待に応える新しい価値の創出を加速させていきます。また、DNP市谷加賀町第3ビルでは、働きがいや幸福といった社員のウェルビーイングを高めていくため、開放感あふれるオフィス空間を実現するとともに、整備を進めてきた「市谷の杜」の拡充等によって地域に住む皆様や自然との共生をさらに推進します。
DNP市谷加賀町ビル(左)とDNP市谷加賀町第3ビル(右)
DNP本社地区(東京・市谷)の再開発エリアの様子
DNP市谷加賀町第3ビルの竣工によって、以下の施策を加速させていきます
1.地域の住民の皆様・地域の自然との共生を加速
DNPは本社がある東京・市谷地区について、事業拠点の整備に加え、良好な市街地環境の形成を目指して、周辺の道路の整備、周辺の住環境と調和した緑豊かなオープンスペースや文化施設の確保などを進めてきました。開発エリアの総敷地面積約54,000㎡のうち、約20,000㎡を緑地が占める計画となっており、今回までに全体の約4分の3(約15,000㎡)が完成しました。この緑地は、地域固有の在来種を植えることで、生物多様性に配慮した本来の自然に近い環境を目指しており、近隣住民の方なども利用できる公開空地「市谷の杜」として、整備・拡大してきました。今後も継続して、地域の皆様とのコミュニケーションをさらに深めながら、「市谷の杜」全体を成長させるとともに、より良い街づくりを進めていきます。
2.行動指針にある「対話と協働」を推進し、「オールDNP」による価値創造を加速
これまでDNP五反田ビル(東京都品川区)等に勤務していた社員約3,000人が、DNP市谷加賀町第3ビル等の市谷地区に移転することで、主に在京の営業・企画部門が一つのエリアに集結します。これによってグループの一体感を一層高め、「オールDNP」による社内の強みの掛け合わせと社外のパートナーとのコラボレーションをさらに活性化し、価値を生み出す働き方への改革をグループ全体で促進していきます。
また2023年5月には、社外パートナーとの「対話と協働」を実践する施設として「P&Iラボ・東京」をDNP市谷加賀町第3ビル内に開設します。DNPの技術や製品・サービスを実際に体験していただき、さまざまなテーマで対話を行うことで、新たな価値の創出につなげていきます。
3.社員が心豊かに働ける環境を構築し、「健康経営」の実現を加速
DNP市谷加賀町第3ビルは、社員自身が健康を保持・増進させる行動を誘発する職場=「健康経営オフィス」を目指しています。開放感のあるアトリウム(写真参照)をはじめ、屋外の庭園や室内の緑の整備、健康に配慮したメニューを提供する食堂、対話を促進するコミュニケーションエリア、簡単な運動ができる健康什器など、さまざまな工夫を施しています。また、社員の多様性に配慮し、多様な働き方を推進していくため、ジェンダーレストイレや、テレワークの恒常化を想定したフリーアドレスのオフィスなどを設置・運用していきます。
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