2019年5月30日
環境に配慮した食品容器とトレーでの分別回収とリサイクルの実証実験を日比谷音楽祭で実施
大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義斉 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、6月1日(土)~2日(日)に日比谷公園(東京都千代田区)で開催される日比谷音楽祭の会場内“ピクニックフード&ドリンクコーナー”で、環境に配慮した森林認証紙や植物由来の材料からなる食品容器と、石灰石が主原料の新素材「LIMEX(ライメックス)」からなる成形トレーを使用して、分別回収とリサイクルの実証実験を行います。
【実証実験の概要と採用された食品容器・トレー】
会場内に設置する専用のゴミステーションで、使用された食品容器とトレーを分別回収し、分別した人々の意識や回収品の数、環境に配慮した製品の実際の効果などを検証します。DNPはこの実験の結果を製品開発などに活かし、持続可能な社会の実現に向けて、環境負荷の低減や社会課題の解決につながる取り組みを進めていきます。今回、日比谷音楽祭で採用されたDNP製品は以下の3種類の予定です。
■「DNP断熱紙カップ HI-CUP🄬(エイチアイ-カップ)」
本体の紙カップと筒(スリーブ)状の外装紙で構成される断熱カップで、その紙は全て森林認証紙を使用しています。本体カップの内面フィルムには、植物由来の原料を使用した「DNP植物由来包材 バイオマテック」シリーズの「バイオマテックPE(ポリエチレン)」を、カップの印刷には、植物由来インキを使用するなど、環境に配慮した紙カップです。
■リサイクル促進紙容器
森林認証紙を使用した食品用の紙容器です。紙容器から食品が接触する内面のフィルムを簡単に分離できるため、容器を洗うことなく紙をきれいな状態で分別し、リサイクルできます。今回は実際に、どれだけきれいな状態で紙を回収できるかなどを検証します。
■LIMEXを使用したトレー
株式会社TBMが開発、製造する、石灰石を主原料とした新素材「LIMEX」を使用し、食品容器の持ち運び用のトレーとして設計しました。LIMEXは、高効率なリサイクルが可能な環境に優しい素材です。今回、トレーの使用後に単独回収し、新たな製品へ生まれ変わらせるマテリアルリサイクルの実証実験を行います。
【日比谷音楽祭について】
DNPは、国や地域の境、音楽ジャンルの違い、世代の差、障がいの有無、経済格差などの“さまざまなボーダー”から解放され、入場無料で、楽しみ方も自由なイベントという日比谷音楽祭の趣旨に賛同し、協賛しています。
〇日時 : 2019年6月1日(土)、2日(日) 10:30~20:30
〇会場 : 日比谷公園(〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園1)
〇主催 : 日比谷音楽祭実行委員会
〇詳細はこちらのWebサイトをご覧ください。 → https://hibiyamusicfes.jp/
※「HI-CUP」と「バイオマテック」は、大日本印刷株式会社の商標または登録商標です。
※「LIMEX」は、株式会社TBMの登録商標です。
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。
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