北秋田市様
伊勢堂岱縄文館にて「みどころシリーズ」と「ペーパークラフト」を導入
北秋田市の世界文化遺産「伊勢堂岱(いせどうたい)遺跡」に隣接される縄文館にて3つの鑑賞システム「みどころビューア®」「みどころキューブ®」「360°VR 鑑賞システム」と体験プログラム「ペーパークラフト」を導入いただきました。鑑賞システムでは、デジタルデータ化した遺跡や出土品のデータを拡大表示でき、さまざまな視点から見どころ情報と共に鑑賞することができます。
ペーパークラフトは、縄文館内のミュージアムショップで販売しております。
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法人のお客様(自治体、企業などの団体)を対象とさせていただいております。
お問合わせの際は法人ドメインのアドレスをご記入ください。
伊勢堂岱遺跡とは
伊勢堂岱遺跡は、1992年に秋田県北秋田市で発見されました。今から約4000年前の縄文時代後期の祭祀遺跡で、石を円形に配置した環状列石(ストーンサークル)が特徴です。こうしたストーンサークルが4つも見つかったのは日本では初めてであり、遺跡の保存状態が良いことから、縄文時代の人々の世界観や文化を知る貴重な遺跡となっています。伊勢堂岱遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」は、2021 年に世界文化遺産に登録されました。遺跡の近くには伊勢堂岱縄文館があり、出土品の展示やミュージアムショップでオリジナルグッズの販売をしています。
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導入いただいた鑑賞システム・体験プログラム
みどころビューア
高精細に3Dデジタルデータ化した出土品10点を拡大・回転しながら手に取るように鑑賞でき、見どころポイントや解説文から出土品の特徴や意味を知ることができます。出土品の質感や細かな文様を高精度に再現しており、縄文館に設置された55インチのタッチパネルディスプレイで鑑賞できます。
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みどころキューブ
キューブ型のインタフェースで、出土品が「発見された場所」と「出土地点の深さ」を軸に、出土品25点の関係性や歴史、共通点などを知ることができます。縄文館に設置された55インチのタッチパネルディスプレイで鑑賞できるほか、伊勢堂岱遺跡のホームページにてご自身のPCやスマートフォン、タブレットで鑑賞することが可能です。
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360°VR鑑賞システム「バーチャル散策」
4つのストーンサークルを360°見渡せる鑑賞システムによってバーチャル散策をすることができます。実際の遺跡では景観保護の観点から説明サインなどを設置できませんが、「バーチャル散策」では見どころポイントとなるスポットで、日本語と英語による解説やボランティアガイドの方々による解説動画を表示することができます。また、冬季においてストーンサークルは積雪から保護するために閉鎖されますが、当システムによって、いつでも遺跡見学を楽しめます。縄文館に設置された32インチのタッチパネルディスプレイで鑑賞できるほか、伊勢堂岱遺跡のホームページにてご自身の PC やスマートフォン、タブレットで鑑賞することが可能です。
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縄文土偶のペーパークラフト
伊勢堂岱遺跡で出土された板状土偶のペーパークラフトを制作しました。土偶の厚みや、肩に空く穴、箔押しで再現した文様を表現しております。土台付きなのでペーパークラフト制作を楽しんだあとは、ご自宅で飾ることができます。
親しみやすいデザインで、子どもから大人まで幅広い年代にお楽しみいただけます。
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担当者の方の声
北秋田市教育委員会生涯学習課世界遺産推進係 ご担当者様
デジタル化により遺跡や縄文文化の価値を世界に発信できると期待しております。また、縄文館ではペーパークラフトを活用した体験プログラムを行っております。
この事例で導入した製品・サービス
文化財の3Dデジタルアーカイブデータを直感的に操作ができる3Dビューアです。作品を細部まで観察ができ、興味のきっかけを作り知識の幅を広げます。8K出力などの高精細表示へも対応可能です。
多種多様な文化財・芸術作品の画像や解説情報をキューブ上のインタフェースを用い、テーマ・関係性など多様な視点から紹介できるWebサーバ納品型の鑑賞システムです。
DNPでは地域の方々が楽しみながら学びを深められる体験型のプログラムの企画運営やミュージアムグッズを開発しています。
2023年4月時点の情報です。
「みどころビューア」「みどころキューブ」は、DNP大日本印刷の登録商標です。
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