仕切ることで繋がろう - 未来社会のインターフェイス

チーム名

インターフェンスプロジェクト

活動テーマ

コミュニティ・まちづくり、住まい

共創チャレンジの内容

ネットフェンスという日常的な素材を起点に、人と場、人と街、人と人をゆるやかに繋げるために、新たな街づくりをデザインするプロジェクトチームを結成しました。この数年世界を悩ませた感染症は、人と人の間に大きな壁を作りました。近づくべきか離れるべきか、人との距離を意識し続けた中で、私たちは人同士のほどよい距離や気配、それを保つ空間について模索をしてきました。
そこで見つけたのが「仕切ることで繋げる」という逆説的な考え方です。
戦後の日本で長年製造され、様々なシーンで使われてきたネットフェンス=『ひし形金網』は、街のいたるところで見られる仕切り、つまりは一種の壁です。壁でありながら先の風景を見渡せる、視認性の高い金網の特徴や菱形状の構造を生かしながら、デザイン的付加価値を与えることによって、単なるフェンスをインターフェイスと捉え直すことができます。コンセプトと基本システム、デザインフォーマットは提案した上で、より具体的な発想や展開はオープンソース型プロジェクトとして多方面の企業や個人のアイデアを組み込みながらコラボレーションをしてゆきます。