中島 さち子 さん
ジャズピアニスト(作曲家)・数学研究者・STEAM教育者。株式会社steAm代表取締役。一般社団法人steAm BAND 代表理事。東京大学理学部で数学を専攻。大学卒業後は、ジャズピアニストとしても活動を開始。2017年に株式会社steAmを設立、2018年よりNY大学芸術学部修士課程に留学。現在、内閣府 STEM Girls Ambassadorをはじめ、経済産業省や文部科学省の教育変革に関わる委員会に多数所属する。
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「いのちの遊び場 クラゲ館」とは?
大阪・関西万博を象徴・代表する8つの「シグネチャーパビリオン」は、訪れるすべての人々が「いのち」について考え、その概念をアップデートする場所です。各界の最前線で活躍する8人のプロデューサーが各々テーマを掲げてプロジェクトを主導しています。
その中でDNPが協賛するのは、中島さち子プロデューサーの「いのちの遊び場 クラゲ館」。「いのちを高める」をテーマに、多様な万人万物が持つ爆発的ないのちの力(創造性)を開く社会・文化を生み出していく「創造性の民主化
~つくる喜びを全ての人に!~」を目指し STEAMを通じて、ともにいのちを高めていく共創の場を創出しました。
中島 さち子 さん
ジャズピアニスト(作曲家)・数学研究者・STEAM教育者。株式会社steAm代表取締役。一般社団法人steAm BAND 代表理事。東京大学理学部で数学を専攻。大学卒業後は、ジャズピアニストとしても活動を開始。2017年に株式会社steAmを設立、2018年よりNY大学芸術学部修士課程に留学。現在、内閣府 STEM Girls Ambassadorをはじめ、経済産業省や文部科学省の教育変革に関わる委員会に多数所属する。
共創プロジェクトで実現されるクラゲ館
中島プロデューサーはパビリオンを創るにあたって、そして会期中もその先も、多種・多様な人との共創・協奏を大切に、プロジェクトを進めています。
DNPも協賛を決めた2022年4月から「いのちの遊び場 クラゲ館」の空間演出・展示およびバーチャルパビリオンの企画・制作を担い、クラゲプロジェクトに集う様々な仲間との共創活動を進めてきました。
いのちや未来に想いを馳せ、多様な個性を重ね合い、クラゲ館ならではの「いのちを高める」体験を生み出します。リアルでもバーチャルでも皆さんのご来館をお待ちしています!
多様な人々が集い協奏する空間デザイン
クラゲ館はノンバーバルな五感を使った展示・体験や、創造性の象徴である「祭り」をテーマにしたシアターで世界の音と全身で踊る体験など、国籍・年齢・性別・障がいの有無といった違いを超えて、それぞれが楽しみ方を見出しつつ、人が出会い共創・協奏できる空間になっています。
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来場したみんなで創る遊び場
クラゲ館の地上「いのちのゆらぎ場」の照明・音響は、来場者が遊んでいる各展示物、地階「いのちの根っこ」での来場者の盛り上がり、バーチャル上で会場を泳いでいるクラゲの動きなどから影響を受けて、常にゆらぎながら変化しており、みんなの様々な想いや創造性がアンサンブルされています。
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インクルーシブな視点での体験設計
クラゲ館では、さまざまな障がいや個性を持つ人から広く意見を募り、誰もが楽しめる体験展示を目指してきました。
DNPでは、特例子会社であるDNPビジネスパートナーズの聴覚などに障がいがある4名の社員が展示・体験の開発に参画し、実際に展示物に触れた際のフィードバックや、車椅子利用者の体験を最適化するなど、さまざまな提案・改善を行いました。
会場を超えて世界中の想いを集める
会場でもバーチャルクラゲ館でも、様々な「問い」に対して自分の想い・考えを書いてもらうコンテンツを用意しています。
会場では中心に「問い」が掲げられている大きな短冊状の布があり、そこに来場者が各々の想い・考えを記入し、最終的に会場に掲げられます。また、会場に来られない方々にもWEBサイト「バーチャル創造の木」を開設しており、世界中のみんなの想いを集めていきます。
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バーチャル会場内DNPルーム「きづきの杜」には、DNPが考える「未来のまなび」と出会う空間が広がっています。
DNPは、大阪・関西万博への参画を契機として、「未来のまなび」の魅力を高める取り組みを、多くの共創パートナーの皆さまとご一緒したいと考えています。