ID確認システムPROのサポート
ID確認システムPROのユーザー向けサポートページです。
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はじめて使用する時は
この度は、ID確認システムPROをご購入いただき、ありがとうございます。ID確認システムPROをインストールする前に、PCのスペックが動作環境(「ID確認システムPRO設置マニュアル」P.2)を満たしているかをご確認ください。インストール時は、製品に同梱されているインストールディスク(DVD)を用いて、Windowsの管理者権限(ユーザー権限ではない)による操作が必要となりますので、ご了承ください。
準備が整いましたら、「ID確認システムPRO 設置マニュアル」に沿って、ソフトウェアのインストールを行います。インストール後の使い方については、「ID確認システムPRO 操作マニュアル」をご確認ください。
使用中にトラブルが発生しましたら、「ID確認システムPRO エラー対応マニュアル」をご確認ください。本マニュアルで解決しない場合は、お問合わせフォーム、あるいは、お電話にて、当社技術担当者までお問合わせください。
※お問合わせフォーム、および、お電話での対応は、保守サポートをご契約中のお客さま限定のサービスです。
よくあるご質問
設置時
設置1. スキャナーのインストールが途中で止まってしまう。スキャナーを接続しても、インストールが中断されてしまう。
- 考えられる原因:PCのセキュリティー設定により、USBポートの利用が制限されている可能性があります。
- 対処方法:PCの管理者さまへ、スキャナーを接続できるようにUSBポート制限の再設定を依頼してください。
設置2. ICリーダーのドライバーがインストールできない。
- 考えられる原因:DVDディスクを経由してインストーラーが実行されていることにより、不具合が生じている可能性があります。
- 対処方法:DVDディスクからインストーラーのデータ一式をPC(ローカル環境)にコピーし、再度インストール作業を実行してください。
設置3. スキャナーが動作しない。スキャナーのランプが緑色・黄色に点滅してしまう。
- 考えられる原因:ACアダプターを使用せずにUSBバスパワーを駆動している場合は、PCのUSBバスパワーの電力供給が不足している。
- 対処方法:ACアダプターを使用してください。
設置4. スキャナーの電源を入れると異音が発生する。
- 考えられる原因:スキャナー背面の輸送ロック(南京錠マークの部分)がかかっている可能性があります。
- 対処方法:輸送ロックを南京錠マークが解除されているアイコン側にスライドしてください。
設置5. ICリーダーが起動または認識しない。または、アプリケーションの初回起動時に「FFFFFFFF」というエラーが表示されてしまう。
-
考えられる原因:次のいずれかが原因の可能性があります。
1.ICリーダーの設定(動作モード)が正しく設定されていない可能性があります。
2.ICリーダーのドライバーのバージョンが合っていない。 -
対処方法:1.ICリーダーのドライバーがインストールされているにもかかわらず、ICリーダーが認識しない場合は、ユーティリティーツールによる設定変更が必要です。「ID確認システムPRO設置マニュアル」6.3.ICリーダーの設定(P.19-20)に沿って、動作モード選択を【PC/SC動作モード】に設定変更してください。
2.弊社サポート部門までお問合わせください。
設置6. 運転免許証、マイナンバーカード(個人番号カード)、在留カード、特別永住者証明書、パスポート(旅券)のICチップ情報を読み取る際に「異常」と表示されてしまう。
- 考えられる原因:ICチップ情報を読み取る「IC読み取り」機能がスキップされているため、ICチップ情報の読み取り自体ができていない可能性があります。
- 対処方法:IDドキュメントリーダーにカードを挿入後、スキャナーカバーを閉じた状態で、再度ICチップ情報の読み取りを実行してください。
設置7. マイナンバーカード(個人番号カード)のICチップ情報の読み取り後、電子署名検証結果が「失敗」と表示されてしまう。
-
考えられる原因:次のいずれかが原因で、電子署名検証が失敗している可能性があります。
1.マイナンバーカード(個人番号カード)の保有者が「15歳未満」である。
2.電子署名検証の有効期限が失効している。 -
対処方法:1.仕様により電子署名検証ができないため、運用で、おもて面の情報とICチップ情報との差異がないかをよく確認するなどし、ご対応ください。
2.電子署名検証用のデータを差し替える必要がありますので、お問合わせください。
設置8. 運転免許証、マイナンバーカード(個人番号カード)、パスポート(旅券)に記載されている有効期限が、有効期間内であるにもかかわらず、「有効期限切れ」と表示されてしまう。
-
考えられる原因:ICチップ情報の有効期限情報を用いて有効期限を確認する際には、PCの時計(現在時刻)と比較し、有効期間内であるかを判定します。
スタンドアローン(インターネットに接続していない)のPCでは、PCの時計(Windows機能)の時刻がずれている場合があります。 - 対処方法:Windowsの時計(現在時刻)を正しく設定してください。
運用時
運用1. 運転免許証・運転経歴証明書の真贋判定サポート画面で、「真贋判定・免許番号・有効期限のいずれかに異常値を検出しました。表示内容を確認してください。」(エラー番号:0B140A05)と表示される。
-
考えられる原因:運転免許証・運転経歴証明書の真贋判定・免許番号・有効期限に不正値が確認された場合に発生します。
(カード自体やスキャナーのガラス面に汚れ・傷がある場合は、誤判定される場合がありますので、ご了承ください。) -
対処方法:次の手順を実施してください。
手順1:判定結果画面に表示されている個々の結果を確認します。
手順2:再度スキャンしても同じ結果かを確認します。
手順3:真贋判定が「異常」と表示された場合は、運転免許証・運転経歴証明書のおもて面(券面)の汚れを拭き取り、再度スキャンを実行します。
運用2. 「スキャンに失敗しました。接続を確認して下さい。」というエラーが表示される。
- 考えられる原因:スキャナードライバーが正しくインストールされていない場合可能性があります。
- 対処方法:「ID確認システムPRO設置マニュアル」5.3.スキャナードライバーのインストール(P.9)に沿って、スキャナードライバーを再インストールしてください。
運用3. Windowsアップデートを実施後にアプリを起動すると「FFFFFFFF」というエラーが表示される。さらに、スキャナーの設定が変わってしまう。
- 考えられる原因:Windowsアップデートの影響を受けている可能性があります。
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対処方法:スキャナーのUSBケーブルを抜き差しし直し、各種本人確認書類のスキャン画面の左下にある【スキャナー設定】から【MCO-P100 Scanner(fi-65FG)】を選択し、再設定を行ってください。
その他、詳しい説明は、「ID確認システムPRO操作マニュアル」◆スキャナー設定方法(初回時のみ確認)を参照してください。
運用4. ログの確認方法を知りたい。
- 考えられる原因:-
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対処方法:C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\PersonalIdentificationSystem\logs 内の
「personalIdentification.log」ファイルにログが記録されています。
※「AppData」は隠しフォルダです。
運用5. プリンター名が表示されないため、本人確認を行ったエビデンス(帳票)を印刷できない。
- 考えられる原因:プリンターのドライバーを正しくインストールできていない、などの原因が考えられます。
- 対処方法:プリンターのドライバーを再インストールしてください。
運用6. スキャナーのハードボタンを無効化したい。(ボタンを誤って押してしまった場合に、不要な画像をPCに残さないようにしたいため。)
- 考えられる原因:-
-
対処方法:次の手順を実施して、ハードボタンを無効にしてください。
手順1:【Windowsのスタート】を選択します。
手順2:【Windowsの設定(歯車アイコン)】を押下します。
手順3:【デバイス】を選択します。
手順4:【デバイスとプリンター】を選択します。
手順5:【fi-65Fのアイコン】を右クリックし、【スキャンプロパティ】を選択します。
手順6:【イベント】を選択します。
手順7:【何もしない】を選択します。
手順8:【OK】を選択します。
運用7. スキャナー部のみが通電しない。
-
考えられる原因:次のいずれかにより通電していない可能性があります。
1.AC電源アダプターを使用していない。
2.USBハブ経由でPCと接続している。
3.接続USBハブの動作が不安定である。 -
対処方法:次の1~3を実施してください。
1.通電しない場合、コンピューターが起動されているかをご確認ください。
※コンピューターがオフの場合は、fi-65Fも連動して電源が入りませんのでご注意ください。
2.製品に同梱されているACアダプターまたはUSBケーブルを使用しているかをご確認ください。ご使用されていない場合は、同梱品でお試しください。
3.USBハブ等を使用している場合は、直接PCのUSBポートに接続してください。
給電しない場合、ACアダプターを使用している場合はUSB電源ケーブルに変更、USB電源ケーブルを使用している場合はACアダプターに変更し、給電されるかをご確認ください。
通電しない場合、USBの抜き差しや、別のUSBポートへの接続等で復旧するかをご確認ください。
上記にて復旧できない場合には、通電しない場合と通電している場合のLEDランプの状態(消灯・点滅 など)をご確認の上、お問合わせください。
運用8. ICリーダーの動作が不安定である。
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考えられる原因:考えられる原因:次のいずれかが原因の可能性があります。
1.USBハブ経由では、電力の供給不足により動作が不安定になることがあります。
2.ICリーダーのドライバーのバージョンが合っていない。 -
対処方法:1.USBハブとPCを直接接続してください。
やむを得ない理由により、USBハブを使用する場合は、USBハブにACアダプターを接続し、電力の供給を安定させてください。(ACアダプターを使用しても改善しない場合は、USBハブの電力供給が不安定である可能性があります。)
2.弊社サポート部門までお問い合わせください。
運用9.アプリケーションの起動時に、「FFFFFFFF」エラーが表示されて起動しない。
- 考えられる原因:アプリケーションの起動に必要なファイル(PersonalIdentification.exe.config)の読み出しに失敗している可能性があります。
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対処方法:「ID確認システムPRO設置マニュアル」5.インストール方法に沿って、再インストールしてください。
上記にて改善しない場合は、お問合わせください。
運用10. 類似のスキャナーが複数接続されている環境で、IDドキュメントリーダー(スキャナーfi-65FG)が自動選択されず、都度手動選択しなければならない。
- 考えられる原因:PCのUSBケーブルをインストールした時とは別のポートに接続したため、デバイス名が複製された可能性があります。
- 対処方法:PCに接続されているUSBケーブルを外してスキャナーのデバイス名を全て削除し、再度USBを接続してください。
運用11. 運転免許証・運転経歴証明書の真贋判定サポート画面にて、「偽物の可能性あり」という判断結果が表示される。
-
考えられる原因:・運転免許証・運転経歴証明書のカードをスキャナーにセットする際に、定位置からずれている。
・スキャナーのガラス面が汚れている。
・"贋"の可能性がある判定スコアとなった。 - 対処方法:ガラス面を清掃し、再度スキャンしてください。同様のエラーが発生する場合には、別の本人確認書類を使用して本人確認を行ってください。
取扱説明書などのドキュメント
ID確認システムPROに関連するドキュメントの一覧です。
ドキュメントの各種データは、ImagingBOXからダウンロードできます。ImagingBOXにログインする際は、下記の「ImagingBOXはこちら」から、ログイン画面へ移動し、保守サポートに登録したユーザーIDおよびパスワードをご入力ください。
・設置マニュアル(2019/7/16 Ver.2.4)(1.62MB)
・操作マニュアル(2019/3/19 Ver.2.4.1)(2.55MB)
・エラー対応マニュアル(2017/2/8 Ver.1.0.1)(0.71MB)
・アップデートマニュアル(2019/8/16)(1.19MB)
動画ガイド
Coming soon!
ソフトウェア更新・最新情報
ID確認システムPRO専用アプリケーションのアップデートが必要な際には、DNPが提供するサポートサイト(ImagingBOX)からお客さま自身でダウンロードしていただく必要があります。
ID確認システムPROでは、各種本人確認書類が法改正等で券面仕様やICの仕様が変更した際の対応や、定期的な各種電子署名検証の公開鍵・ファイルのアップデートを行います。各種電子署名検証の公開鍵・ファイルは、定期的にアップデートしない場合、ICチップの電子署名検証の結果が正しく出なくなり、改ざんされていないかの確認ができなくなりますので、ご注意ください。
ImagingBOXにログインする際は、下記の「ImagingBOXはこちら」から、ログイン画面へ移動し、保守サポートに登録したユーザーIDおよびパスワードをご入力ください。アップデートパッチの提供後は、必ず最新版へのバージョンアップをお願いいたします。
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お電話でお問い合わせの場合は、下記の「お電話でのお問合わせはこちら」から、DNPアイディーシステムのサポートページへ移動し、「お客さま向けのお問合わせ窓口」に記載されている電話番号(保守専用)におかけください。
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