DNPコンテンツインタラクティブシステム 「みどころシリーズ®」
「みどころシリーズ」は、デジタル化された作品・資料と、その見どころを組み合わせて、作品に対する興味のきっかけを提供します。
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新着情報
「みどころシリーズ」とは
DNPコンテンツインタラクティブシステムの「みどころシリーズ」は、デジタル化された作品と多様な*MLAの知的情報「みどころ」を組み合わせ、作品に対する興味のきっかけを提供する目的で開発されました。
- *MLA:美術館・博物館(Museum)、図書館(Library)、文書館(Archives)
「みどころシリーズ」の特長
●デジタル化された作品を多様な知的情報「みどころ」とともに鑑賞することで、オリジナル作品および、関連する情報に対する興味のきっかけを与えます。
●多様な形態の作品に対応することで、多様な文化財に対して生活者の興味の底上げを行えます。
●デジタル化されたデータを積極的に利活用することで、作品へのアクセシビリティを高められます。
開発背景
DNPでは2006年からはじまった「DNPミュージアムラボ」の取り組みより、100種類以上の鑑賞向けインタラクティブシステムを開発してきました。
「みどころシリーズ」はこれまで培ってきた技術・ノウハウを活かし、文化・芸術に関連するさまざまな体験シーンを想定し、より多くのお客様に使っていただきたいという想いで開発したシステムになっています。「みどころシリーズ」を通じて文化・芸術に興味を持つ人が、1人でも増えれば嬉しいです。
- 開発担当者 田井 慎太郎(大日本印刷株式会社 マーケティング本部 アーカイブ事業推進ユニット)
デジタルアーカイブ事業企画を担当。文化財の3Dデジタル化と、データを活用した体験展示の企画・ディレクションを行う。美術展・漫画展などの展覧会イベントや、科学館、展望台施設などの常設施設に対するインタラクティブメディア・映像システムの導入実績がある。
「good digital award」アート部門 部門最優秀賞を受賞
「good digital award」とは、「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」に貢献する個人や企業・団体の取り組みをデジタル大臣等が表彰する制度です。9つの部門があり、社会性、発展性、継続性の観点で評価をします。 |
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ソリューション紹介
地域固有の歴史や文化資源等の情報を活用しインタラクティブなデジタルアーカイブコンテンツを制作します。 利用者が興味を持った情報をきっかけに、その他の関連情報にも自然と興味・関心を持たせる事が可能です。
ヘッドマウントディスプレイを装着し、手すりをたどりながら実際に移動することでVR空間内を動き回ることができる鑑賞システムです。映像で錯覚を起こすことで仮想的に物理空間を拡張し、限られた展示空間内でも、広大な仮想空間を移動する体験が行えます。
デジタルアーカイブされた美術作品の画像を、高精細タッチパネルディスプレイを用い、肉眼では見落としてしまう作品の細部、技巧、質感などをデジタル上のルーペで拡大し、緻密な観察ができる美術鑑賞システムです。
事例
入間市博物館 ALITが所蔵している多種多様な「くらしの道具」を、キューブ型のインタフェースを用いてさまざまな切り口から提示することによって、博物館収蔵品への興味・関心を喚起します。
昭島市に関する様々な歴史、文化に関する幅広い情報を格納しているシステムです。それぞれの情報には、説明に加えて、地図や外部サイトへのQRコード等の関連情報を表示し、利用者の内容理解を促進する様に設計しています。
スマートグラスによって、解説を展示物そのものに重ねたり、周囲にわかりやすく表示したりすることで、利用者が展示物を見るという行為の中で自然な形で情報を提示できます。
車を選ぶ際に比較検討としてポイントになる、印象、利用シーン、座席数、価格帯等の要素をテーマや関連リンクとして反映し、利用されるお客様が、直観的にコンテンツを体験することができます。
アイテムの情報と補足画像から、多様化する陸上自衛隊の任務・役割を鑑賞者一人ひとりの興味のテーマから知ってもらい、陸上自衛隊への理解を深めることができます。
大学57校を創設年、所在地の切り口でキューブ状(立方体)のインタフェース内に整理しております。立方体の側面には、「私立大学」「公立大学」「官立単科大学」「帝国大学」とテーマを設定し、鑑賞者の興味のあるテーマから大学情報を閲覧することができます。
「これも学習マンガだ!」選出作品を中心に、各マンガの舞台となった場所や時代・歴史、また複数のマンガ作品同士のつながり等をみどころキューブで立体的に展開しました。
松江歴史館が所蔵する城下町松江の歴史・文化に関する収蔵品を、キューブ型のインタフェースを用いてその位置づけを可視化するとともに、各アイテムの解説欄にデータベースへのリンクを設置することで、より深い理解を促します。
横浜市民ギャラリーあざみ野が所蔵する収蔵品「横浜市所蔵カメラ・写真コレクション」を、キューブ型のインタフェースを用いて歴史的かつ地理的な分布を可視化。収蔵品の立体的に捉え、各アイテムの解説欄にデータベースへのリンクを設置することで、カメラや写真の分野における技術の発展をより深く知ることができます。
コラム
「みどころキューブ®」の企画・制作についての進め方のポイントを解説します。みどころキューブに興味は持っているが、「進め方が分からない」「作るのがむずかしい」と感じている方々に向けての内容となります。
2023年4月に公開した北秋田市の世界文化遺産「伊勢堂岱遺跡(いせどうたいいせき)」のXR鑑賞システムは、文化体験の新しい可能性を切り拓くとともに、観光資源のデジタル化による地域活性化を実現する事例となっています。
「みどころキューブ」を活用した公立小学校での実践授業の事例について紹介しながら、デジタルアーカイブを活用した学習の可能性について議論するセミナーを開催しました。
2019年7月からアジア唯一の技術メセナパートナーとして参画したフランス国立図書館(BnF)のリシュリュー・ルネサンス・プロジェクトについて、プロジェクトリーダーである田井慎太郎へのインタビューを通して、プロジェクト参画の経緯や概要、具体的な実施内容、今後の展望等についてご紹介します。
フランス国立図書館(BnF)との共同プロジェクト「BnF × DNP ミュージアムラボ」の一環として、開催された展覧会「BnF × DNP ミュージアムラボ 第2回展 これからの文化体験」に携わった中心メンバーへのインタビューを通して、展覧会の全貌をご紹介します。
2021年6月29日、「これからの文化体験 時空を超えた鑑賞体験で『学び』が変わる!?~最先端VR技術がもたらす可能性と課題~」と題してオンラインセミナーを開催いたしました。ここではセミナー当日の様子をレポートしてお届けします。
利用者の声
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みどころビューアの体験者
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みどころキューブの体験者
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みどころキューブの体験者
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お問合わせ・資料請求
関連ページ
※「みどころシリーズ」は、DNP大日本印刷の登録商標です。