みかたをかえる、みえかたがかわる

DNPコンテンツインタラクティブシステム
みどころキューブ®

デジタル化されたアート作品や文化財をキューブ(立方体)状のインターフェースを通して、テーマや関係性などの多様な視点で閲覧できる鑑賞システムです。仮想空間で立体的なキューブを手で動かしながら作品を自由に閲覧できるため、利用者の興味・関心を喚起しながら理解を促すことができます。

文化財をお持ちの方へ こんな課題ありませんか?

・文化財や収蔵品のデータを活用できていない。
・収蔵品や施設に興味を持たせるきっかけがほしい。
・展覧会で見せきれない収蔵品情報があり、発信したい。
・教育普及活動のためのツールや、子どもに興味を持ってもらえるツールを探している

みどころキューブにできること

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立体的な3D空間の中に美術品を配置することで、相互の関係性をわかりやすく表現できます。例えば、キューブ(立方体)の縦軸に「年代」、底面に「地図」を置くことで、美術品の出土地域や年代がより直感的に把握できます。

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キューブに設定したさまざまなテーマに沿って美術品をハイライトできます。利用者は関心のあるテーマを探しながら、美術品を閲覧することで作品に対する興味を深めていくことができます。

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美術品にフォーカスすることで文様等の拡大画像を観たり、詳しい解説を見ることができます。またYouTube動画や個別ページへのリンクを埋め込むことも可能で、利用者は興味のある分野をさらに掘り下げて調べることができます。

関係性のある美術品同士をキーワードで結びつけることができます。関係性のある情報をたどっていくことで関心が深まったり、時に美術品との偶然の出会いを作り出します。

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キューブの中に表示される作品を絞り込むことができます。
作品数が多い、作品のジャンルが多岐にわたるという場合に、絞り込み機能を使うことでキューブ内の作品を鑑賞しやすくします。

みどころキューブのポイント

専用のアプリが不要でブラウザから閲覧できるため、PC、タブレット、スマートフォンなどのデバイスからアクセスできます。大型のタッチパネルモニターでキューブを投影し展示室に設置したり、利用者自らの端末で自宅からキューブにアクセスしたり、さまざまな利用シーンが想定できます。

サムネイル画像と収蔵品の解説があれば、インターネット上にオリジナルの「みどころキューブ」を公開できます。公開後もお客様で編集・更新ができます。

DNPのサーバを月額利用する「SaaS型」では、お客様自身でコンテンツ制作が可能なため安価で手軽に導入いただけます。導入説明会やハンズオンレクチャー会もご用意しておりますので、安心して企画・制作を行っていただけます。
「みどころキューブ」企画・制作のポイントとサポートメニュー紹介はこちら
買い切りタイプの「パッケージ型」もご用意しており、どちらのタイプでどのように進めていくかを丁寧にサポートします。
※SaaS型:初期設定10万円+月額2万円(最小3カ月~)

操作デモ

みどころキューブについてのデモイメージについて、動画とデモサイトをご用意しています。

動画:DNPコンテンツインタラクティブシステム みどころキューブ(02:49)

導入実績

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みどころキューブでは、遺跡からの出土品を「発見された場所」と「出土地点の深さ」を軸に25点展示。それぞれの関係性や歴史、共通点などを調べることができます。縄文館に設置された55インチのタッチパネルディスプレイのほか、伊勢堂岱遺跡のホームページにて公開中です。
展示内容:遺跡 / 出土品

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博物館の収蔵資料の中から、昔の暮らしや道具の移り変わりを表現した「ALITむかしの道具ばこ」を制作し、Webサイト上で公開しています。各道具類が使われた年代や、1日の中で主に使用される時間帯、時代による道具の移り変わりや、複数の道具同士の思いがけないつながりなどを立体的に表示します。
展示内容:博物館 / くらしの道具

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岡山市立オリエント美術館の主な収蔵品の情報を格納した「みどころキューブ」を、岡山市内小学校の図画工作におけるICT教材として制作しました。収蔵品に描かれた文様の特徴・大きさ・モチーフから子どもたちが自分の好きな文様を探し、スケッチするための新たな視点やアイデアを得るきっかけを提供しています。
展示内容:美術館 / 文様のある作品(教育活用)

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早稲田システム開発株式会社の提供する「I.B.MUSEUM SaaS」のWeb APIと連携し、「アジアコレクション100(絵画)」に関連した「みどころキューブ」を公開しました。底面にはアジア地域を中心とした地図を、縦軸には年代を設定し、絵画作品の場所・年代を直感的に伝えます。
展示内容:美術館 / 絵画

利用者の声

「BnF × DNP ミュージアムラボ」東京展覧会での反応

Bnf×DNPミュージアムラボ
©DNP Dai Nippon Printing Co., Ltd. 2021, with the courtesy of the Bibliothèque nationale de France.

BnF (フランス国立図書館)とDNPの共同プロジェクトとして、「みどころシリーズ」など新たな鑑賞体験のモデルを提案する展覧会を開催しました。※2021年4月実施

みどころキューブを体験した一般来場者の声

関連ページ

みどころシリーズ

~みる、ふれる、知識が広がる~
デジタル化された作品と多様な MLA の知的情報「みどころ」を組み合わせ、作品に対する興味のきっかけを提供する目的で開発された、インタラクティブ鑑賞システムです。

※みどころキューブは、DNP大日本印刷の登録商標です。

未来のあたりまえをつくる。®