サステナブル マテリアル展
(高機能素材Week 2021 内)
- 開催日時
- 2021年12月8日(水)~10日(金)
- 開催場所
- 幕張メッセ
サステナブルマテリアル展について
世界最大規模のサステナブルマテリアルに特化した商談展
生分解樹脂やセルロースなどの環境配慮型材料だけでなく、リサイクル材料やサーキュラーエコノミーとしての資源・材料が出展するサステナブルマテリアルの総合展です。海洋プラスチック問題の解決、カーボンニュートラル・脱炭素社会の実現を目的に、本格的な商談・ビジネスマッチングを目的としています。
出展の背景と狙い
国内外では今、カーボンニュートラルへの取り組みとともに、気候変動を抑え生態系を保全しながらコロナ禍からの経済復興をめざすグリーンリカバリーが求められています。DNPは、成長領域の一つに「環境とエネルギー」を定め、高い市場成長性と収益性を見込む注力事業の一つに「環境関連事業」を設定しています。独自の「P&I」(印刷と情報)の強みと多様なパートナーシップを活かして、社会課題を解決するとともに、人々の期待に応える価値の創出を進めています。
また、2020年3月には、“2050年のありたい姿”を示す「DNPグループ環境ビジョン2050」を策定しており、本展示会では、同ビジョンで掲げる「脱炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」の実現に貢献する製品・サービスを紹介します。
出展した商材について
- 脱炭素社会:製造工程での省エネルギー化
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半導体製造のカーボンニュートラルに貢献する
ナノインプリントリソグラフィ(NIL)
NILは半導体製品の微細な回路パターンを形成する手法の一つです。カーボンニュートラルの実現に向けて強靭なデジタルインフラが求められ、半導体製品が高性能化するなか、増大する製造時の消費電力を大幅に低減します。
関連記事:半導体製造のカーボンニュートラルを加速する「ナノインプリントリソグラフィ」
- 脱炭素社会:塗装工程レスでCO₂削減
環境に優しくデザイン性に優れた外装用製品です。塗装の替わりに自動車のルーフに貼り付けることで、塗装工程で発生するCO₂を削減。印刷の特性を活かした複雑なデザインも簡易に実現します。
- 循環型社会:製造工程での省エネルギー化 / ロングライフ / 環境配慮材料
- EB外装化粧シート
電子線(Electron Beam)で樹脂等を硬化させ多様な機能を持たせるDNPのEBテクノロジーを活用し、長期耐候性を有する外装用フィルムを開発。製造工程の省エネ化によるCO₂削減も実現する“エコ&ロングライフ製品”です。
関連商材 : 優れた表面性能とデザイン性で、多くの実績と高い信頼性を持つEBオレフィンシート「WSサフマーレ」
リサイクル性に優れたアルミを基材とし、建築物の外装・準外装・内装に、オリジナルで豊かな表情を演出する付加価値の高いアルミパネル内外装材料です。
- 脱炭素社会・循環型社会:リサイクル可能な製品設計 / リサイクル材の活用
単一素材からなる「モノマテリアル包材」や、透明蒸着フィルムにリサイクルPET樹脂を使用した製品、PETボトル用プリフォームにメカニカルリサイクルPET樹脂を100%使用した製品など「リサイクル包材」を出展。食品などの用途で一般的なパッケージと同等の物性を有しています。
- 循環型社会:マテリアルリサイクル
POPをはじめとする各種ツールを多様な素材で設計し、製造までの一貫体制で企業等に提供します。DNPの設計・製造ノウハウと再生素材を活用した取り組みです。