横浜市民ギャラリーあざみ野様

横浜市民ギャラリーあざみ野の収蔵品を「みどころキューブ® SaaS型」で公開

横浜市民ギャラリーあざみ野で収蔵している「横浜市所蔵カメラ・写真コレクション」は、アメリカのサーマン・F・ネイラー氏が40 年にわたって世界各地から収集した貴重なコレクションで、横浜市が1993~1994 年度に取得し、日本へとやってきました。 2023 年と2024 年は、本コレクションの来日から30 周年を迎える節目の年であり、その記念としてWeb展覧会を実施するに当たり、DNPは同館に「みどころキューブ」の制作環境を提供し、収蔵品を用いた「みどころキューブ」を公開いただきました。(2024年9月時点での情報です)

Web企画展「横浜市所蔵カメラ・写真コレクション 来日30周年 みどころキューブ」

横浜市民ギャラリーあざみ野みどころキューブ

※現在は公開を終了しております

特徴

本Web 展覧会では、約12,000点の収蔵品の中から、担当学芸員が厳選した50点を展示。タテ軸は年代、ヨコ軸は世界地図となっており、それぞれのカメラや写真が、どの時代に、どの国で製作・撮影されたのか、といった歴史的かつ地理的な分布を、立体的に展示しました。
画像をクリックすると、各カメラの構造や特徴、写真の技法や撮影された背景などの解説が表示され、そこからリンクされた収蔵品データベースへ移動することで、各収蔵品の詳細なデータの閲覧が可能。 また、フィルムやダゲレオタイプといった感材種別の表示ができるような工夫を施しました。
収蔵品を立体的にとらえることで、カメラや写真の分野における技術の発展を知ることができる「みどころキューブ」となりました。

同ギャラリーは早稲田システム開発株式会社の提供するクラウド型収蔵品管理システム「I.B.MUSEUM SaaS」を導入しており、Web API(Application Programming Interface)を活用することで、「I.B.MUSEUM SaaS」が管理する収蔵品情報(画像・テキスト)を「みどころキューブ」に反映した上で、学芸員ご担当者様自身で制作作業を行っていただきました。

この事例で導入した製品・サービス

多種多様な文化財・芸術作品の画像や解説情報をキューブ状のインタフェースを用い、テーマ・関係性など多様な視点から紹介できるSaaS型の鑑賞システムです。

みどころキューブは、DNP大日本印刷の登録商標です。

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