松江歴史館様
松江歴史館の収蔵品を「みどころキューブ® SaaS型」で公開
松江歴史館では、近世を中心とした城下町松江の歴史・文化について展示しており、松江をより深く知ることができる企画展、特別展も定期的に開催しています。 DNPは同館に「みどころキューブ」の制作環境を提供し、企画展・特別展に関連した「みどころキューブ」を2点公開いただきました。(2024年9月時点での情報です)
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法人のお客様(自治体、企業などの団体)を対象とさせていただいております。
お問合わせの際は法人ドメインのアドレスをご記入ください。
企画展「みんなの小学校 150年のあゆみ」
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2023年7月21日から9月24日まで開催された企画展「みんなの小学校 150年のあゆみ」 の展示資料を用いた「みどころキューブ」です。本企画展では、松江の小学校に残る教育資料や写真に見られる各時代の学校や子どもたちの様子などから150年間の小学校のあゆみを振り返りました。
「みどころキューブ」では、底面を関連する小学校の教科等、縦軸を年代として各収蔵品を配置することで、その位置づけを可視化するとともに、各アイテムの解説欄にはデータベースへのリンクを設置し、より深い理解を促します。
特別展「漆壺斎と勝軍木庵―花開く松江の漆文化―」
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2023年10月20日から12月10日まで開催された特別展「漆壺斎と勝軍木庵―花開く松江の漆文化―」の展示資料を用いた「みどころキューブ」です。本企画展では、出雲の名工として名高い小島漆壺斎(こじましっこさい)、勝軍木庵光英(ぬるであんみつひで)の作品を紹介し、松江藩の漆芸文化を振り返りました。
「みどころキューブ」では、両者による華やかな蒔絵の数々を年代別に配置しました。
特徴
島根県松江市にある松江歴史館では、近世を中心とした城下町松江の歴史・文化について展示しており、松江をより深く知ることができる企画展、特別展も定期的に開催しています。
DNPは同館に「みどころキューブ」の制作環境を提供し、企画展・特別展に関連した「みどころキューブ」を2点公開いただきました。
同館は早稲田システム開発株式会社の提供するクラウド型収蔵品管理システム「I.B.MUSEUM SaaS」を導入しており、Web API(Application Programming Interface)を活用することで、「I.B.MUSEUM SaaS」が管理する収蔵品情報(画像・テキスト)を「みどころキューブ」に反映した上で、学芸員ご担当者様自身で制作作業を行っていただきました。
利用者へのアンケートを実施した結果、「みどころキューブ」によって展示への関心が高まった、別の展示においても利用したい、と言った好意的な意見が多く寄せられました。
参考情報:担当者の方の声
松江歴史館 企画・制作ご担当者様
連携機能によって、すでに入力してある収蔵品データベースの情報を活用することができたので、みどころキューブ作成時に文字入力の手間などがありませんでした。
またみどころキューブのおかげで、離れたところに展示してある複数の作品同士のつながりを表現することができました。展示や図録を補い、より深く展示内容について伝えることができたように思います。
この事例で導入した製品・サービス
多種多様な文化財・芸術作品の画像や解説情報をキューブ状のインタフェースを用い、テーマ・関係性など多様な視点から紹介できるSaaS型の鑑賞システムです。
みどころキューブは、DNP大日本印刷の登録商標です。
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