合同会社ユー・エス・ジェイさま

フォトサービスは、ゲストの体験価値向上に欠かせない
サービス。 持てるリソースをフル活用し、日々進化に取り組んでいます。

ハリウッド映画はもちろん、アニメやゲームなど、世界のトップブランドをテーマにした多彩なアトラクションを展開するユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)。来場するゲストにUSJでの時間をより楽しんでもらい、思い出として残るキャラクターやキャストとの記念撮影、アトラクションを楽しんでいる表情の撮影など、幅広いフォトサービスを提供しています。フォトロケーションは常時、約10スポット、イベント時には約15スポットと、パーク内のあらゆる場所にあります。サービス導入の経緯や反響などについて、合同会社ユー・エス・ジェイの吉岡さん、桐山さんに伺いました。(本記事は2024年6月に取材した内容をもとに構成しています。記事内のデータや役職などは取材時のものです。)

2024年7月22日 公開

導入企業さま プロフィール

USJロゴマーク


■導入企業:合同会社ユー・エス・ジェイ
■企業URL:https://www.usj.co.jp/company/
■導入先:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
■導入先URL:https://www.usj.co.jp/web/ja/jp

DNPフォトイメージングジャパンは、ユニバーサル・スタジオ・
ジャパンのオフィシャル・パートナーです。
TM & © Universal Studios. All rights reserved. CR24-2375

USJ担当吉岡さん(左)と桐山さん(右)

パークオペレーション本部 マーチャンダイズ部
マーチャンダイズオペレーション エリアマネージャー 吉岡 一馬さま
高品質なフォトサービスには、場・ヒト・クリエイティブを融合した総合力が必要です。

パークオペレーション本部 マーチャンダイズ部
プロダクトディベロップメント 課長 桐山 朋子さま
フォトや台紙もIP(知的財産)の世界観を支える大切な要素。クリエイティブに手抜きは許されません。

Q.DNPのフォトサービス導入のきっかけは?

インタビューに答える吉岡さん

吉岡さま USJは、国内では珍しい、複数のIP(知的財産)から生まれたキャラクターやアトラクションを楽しんでいただけるテーマパークです。IPが変わればゲストの皆さまが求めるものも変わるので、そうしたご期待にお応えできるよう、私たちは日々リサーチや企画開発に力を入れています。

2001年の開業からゲストの体験価値を高めるという点で常にサービスを進化させていきたいという思いがありました。そんな折、私たちの思いにぴったりなフォトサービスの提案をDNPさんからいただき、その魅力に惹かれて導入を決めました。

桐山さま DNPさんのご提案は非常にバラエティに富んでいて、聞いているだけでワクワクしたのを覚えています。2024年からは DNPさんにお願いしていますが、今まで以上にゲストに満足してもらえる写真を提供できていると感じています。

吉岡さま 現在、DNPさんが提供する4種のフォトサービスをゲストに提供しています。ミニオンやスヌーピーなどと一緒に記念撮影する「グリーティング・フォト」、ジョーズなど迫力満点のモニュメントと撮影する「ロケーションフォト」、体験型アトラクションでゲストがキャラクターやクルーと一緒に作業している様子を撮影するオフショット風の「イベントフォト」、アトラクションに乗っている表情を切り取る「ライド・フォト」です。ライド・フォトは自動撮影ですが、それ以外はカメラマンが常駐して撮影しています。

Q.導入して、いかがでしょうか。ゲスト、社内の反響も伺えればと思います。

インタビューに答える桐山さん

桐山さま DNPさんには、私たちの「こんなフォトサービスを提供したい」という思いや要望をしっかり受け止めていただき、感謝しています。時にはハードルの高いお願いをする場合もありますが、実現に向けて最大限努力するのはもちろんのこと、できないことは「できない」ときちんと言ってくれる点も信頼につながっています。それでも、重ねてお願いすることはありますが(笑)。

例えば、「スーパー・ニンテンドー・ワールド™」がオープンする際、3年半かけてマリオの世界観が伝わるフォトサービスをつくりあげてくれたことが印象に残っています。
新規立ち上げで、形がない状態で始まったため難しい点は多々あったでしょうが、ベストな撮影スポットを選定してくれました。
また、持ち帰って飾ることができるオリジナルの台紙は、私たちの希望に合うものになるよう何度も試作品をつくっていただきました。この台紙は、現在も大半のゲストが購入してくれる主力商品になっています。

吉岡さま トラブルが発生した際の対応にも感謝しています。私たちは日頃から「どんな場合にもサービスを止めない」「ゲストを一分一秒でもお待たせしない」ことを大切にしていますが、DNPさんの対応は非常に迅速かつ丁寧です。こうした目に見えない部分での貢献にも、助けられていると感じています。

Q.今後のフォトサービスで考えていることはありますか?

吉岡さま 今はスマートフォンで誰でも簡単に撮影できる時代ですから、フォトサービスを使っていただくには、これまで以上にゲストの体験価値を高めていくことが求められるでしょう。私たちは、その時・その場だけで体験できる「非再現性」、思わず参加したくなる「参加性」、ゲスト自身に参加していただいて一緒に価値を創出する「貢献性」といったキーワードを大切にしています。
例えば、動画データの提供やプラスアルファの演出、ご自身では撮れない画角での自動撮影、デジタルテンプレートの開発、SNSの活用などに力を入れていきたいと考えています。

桐山さま 体験価値という言葉をもう少し補足すると、体験価値を高めていくには、もはや個々のサービス単位の視点ではなく、USJという場全体の視点で設備やオペレーションを再構築していかなければなりません。
そうした意味で、サービス開発から画像の品質、台紙のクリエイティブといったフォトサービスの基本的な部分にとどまらず、メンテナンス体制やオペレーション設計、インフラ整備といった周辺領域までトータルにサポートしていただけるDNPさんの「総合力」を大変心強く感じています。ゲストのみなさんに最高の体験を提供していくためのパートナーとして、これからも伴走していただけたらと思っています。

インタビューに答える吉岡さん、桐山さん

この事例で導入した製品について

DNP自動撮影システムイメージ画像

観光地、アミューズメント施設、アスレチック施設、イベント会場で撮影サービスを提供、または検討しているお客さまにおすすめ! 光や動きなどを検知するセンサーをトリガーとして活用し、さまざまなアングルからオートシャッターで臨場感のある写真を撮影できるシステムです。自分では撮ることのできないアングルや、アトラクションの動きなどに連動した撮影で、これまでにない特別な写真プリントと画像データを販売することができます。

製品・サービスの販売元

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