積水化学工業株式会社 様

水無瀬イノベーションセンターへ「みどころキューブ®」を導入

積水化学工業様のオープンイノベーションスペース「水無瀬イノベーションセンター」にて、積水化学グループの事業をテーマにしたみどころキューブ「SEKISUI CUBE-CHRONICLE」を導入いただきました。積水化学工業様は施設来場者に対して、キューブを通して「自社の技術プラットフォーム」と「製品」の関係性への理解を促すことで、イノベーション創出の活性化をめざします。

施設1階にある製品・技術紹介スペースに、65インチのタッチディスプレイで展示しており、施設来場者に積水化学グループの製品・技術の全体像を紹介するツールとして使われています。
複数人で来訪された場合も、大きい画面で操作することによって閲覧状況を共有することができ、キューブを操作する様子から利用者の思考を見える化することの一助になります。またコーナー内の他の展示物とみどころキューブを組み合わせて鑑賞することで、積水化学グループの事業全体や技術分野を歴史とともに知っていただき、施設来場者には共創につながるヒントを発見してもらうことが狙いです。

水無瀬イノベーションセンター

水無瀬イノベーションセンター

事業規模の拡大とイノベーションのさらなる加速を狙い、積水化学工業様の高機能プラスチックスカンパニー主要研究開発拠点である開発研究所内に併設された施設であり、来場者との関係強化を図ります。

「SEKISUI CUBE-CHRONICLE」特徴

1. 事業領域と年代から製品を紹介

キューブ(立方体)の底面には積水化学グループの4つの事業領域を配置し、縦軸は創業から現在までの歴史年表を設定しています。各事業領域の製品が生まれた変遷を時系列に沿ってあらわすことで、「製品の属する事業領域」「製品同士の関係性」をわかりやすく知ることができます。キューブ側面には、3つのカンパニー(高機能プラスチックスカンパニー、環境・ライフラインカンパニー、住宅カンパニー)とコーポレートの計4つのテーマを設定しており、数多くある製品をテーマの切り口から閲覧することができます。

該当するテーマはハイライトされる

2. 技術分野のタグ付け

コア技術を右上に表示

各製品やプロジェクト事例の詳細解説では、活用されているコア技術を付与しており、ベースとなった技術や、技術同士の掛け合わせが一目でわかります。

みどころキューブ ご採用の背景

積水化学工業様が実現したいこと

積水化学グループの土台となっている技術分野の組み合わせによって各製品が生まれていること、および積水化学グループの多様な事業領域についてを水無瀬イノベーションセンターの来場者によりわかりやすく伝え、イノベーション創出を活性化させたいという意向がありました。

みどころキューブの活用方法

施設にはさまざまな方が来場し、それぞれ興味の切り口が異なります。
みどころキューブを通して来場者の興味の切り口に合わせた情報を提供し、その上でコミュニケーションをとり、潜在的なニーズや課題を見出すことで、イノベーション創出のきっかけを作り、議論の促進につなげます。
また、社員へのインナープロモーションツールとしても活用していきます。

参考情報:担当者の方の声

積水化学工業株式会社 ご担当者様

今回キューブを導入するにあたり、製作過程では試行錯誤しながら、自身も所属カンパニー外の歴史や製品について改めて学ぶことができる大変良い機会となりました。
設置後はお客様にも「わかりやすい、面白い!」と大変好評です。平面ではなく動きのある年表に実際に立ち止まって触ってみる方が後を絶たず、まずは興味を持っていただくことが大切なのでしっかりとお客様の心を掴んでいることを実感します。社内でも他事業所での展開が進んでおり、新入社員教育など今後様々な活用方法が期待されています。

この事例で導入した製品・サービス

多種多様な文化財・芸術作品の画像や解説情報をキューブ状のインタフェースを用い、テーマ・関係性など多様な視点から紹介できる鑑賞システムです。

  • 2024年6月時点の情報です。

    みどころキューブは、DNP大日本印刷の登録商標です。

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