文化庁様

マンガ・アニメをはじめとするメディア芸術作品のアーカイブ化支援、産・学・館(官)の連携、人材育成等を実施

大日本印刷グループ(DNP)が参画するメディア芸術コンソーシアムJV事務局 *1 は、文化庁の「令和6年度メディア芸術連携基盤等整備推進事業」を実施しています。本事業では、産・学・館(官)の連携・協力により、メディア芸術 *2 の分野・領域を横断して一体的に課題解決に取り組み、各研究機関等におけるメディア芸術作品のアーカイブ化の推進を支援しています。また、アーカイブ化した作品・資料等を活用した展示の実施に係る手法等を開発・検討することにより、貴重な作品・資料等の鑑賞機会の創出を図ります。本事業の実施を通して、アーカイブ及びキュレーションの実践の場の提供や、今後のメディア芸術の作品等の収集・保存・活用を担う専門人材の育成に寄与することを企図し、もって我が国のメディア芸術の振興を目指しています。

  • *1メディア芸術コンソーシアムJV事務局 : DNPと、マンガ・アニメーション・ゲーム・メディアアート産学官民コンソーシアム、一般社団法人マンガ・アニメ展示促進機構の3者が共同運営しています。
  • *2メディア芸術 : デジタル技術を用いて作られたアート(インタラクティブアート・インスタレーション・映像等)、アニメーション・特撮、マンガ、ゲームを対象としています。

令和6年度メディア芸術連携基盤等整備推進事業の主な内容

「令和6年度メディア芸術連携基盤等整備推進事業」における主な活動は以下のとおりです。

産・学・館(官)の連携や課題解決に資する調査研究

過年度報告会の様子

メディア芸術各分野(マンガ、アニメーション、ゲーム、メディアアート)の史資料の収集・保存・活用、ネットワークの構築、人材育成等を目的とした分野別強化事業と、「メディア芸術のアーカイブの情報流通」「アーカイブ対象の修復・修繕に関する調査研究」「メディア芸術のアーカイブに係る人材育成」といった、分野を横断した課題の解決に向けた調査研究や、メディア芸術の情報発信等の取組を推進しています。令和6年10月には中間報告会、令和7年2月には最終報告会を開催し、当事業の成果を公開する予定です。

助成事業に関する運営補助

散逸・劣化などの危険性が高いメディア芸術作品や関連資料の保存及びその活用・公開等を支援する文化庁の助成事業である「メディア芸術アーカイブ推進支援事業」の運営補助業務を行っています。

今後の展開

各企業及び団体とのさらなる連携・協力関係の構築を図り、メディア芸術作品のアーカイブ化の促進を支援していきます。
各事業の開催イベント情報等は、「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」のWebサイトで提供します。

2024年7月時点の情報です。

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