グラフィックレコーディング
第7回コンプライアンスフォーラム(オンライン開催)
(株)プロネクサス×ハイテクノロジーコミュニケーションズ(株)共催の『コンプライアンスフォーラム*リンク』では、
大西 徳昭氏と三浦 悠佑弁護士が登壇するにあたり、新たな取組みとしてグラフィックレコーディングを交えた講演を企画。SDL(サービスデザイン・ラボ®)松田がグラフィックレコーダ―として参加しました。
お二人は、「一方的に法的情報を提供するだけの従来型のコンプライアンス対応からの脱却」をめざし、コンプライアンスや法務に関わる人同士のネットワークづくりや、セミナー登壇などの活動をされています。
(2021年1月時点の情報です)
※グラフィックレコーディング:人々の対話や議論をリアルタイムでグラフィックによって可視化する手法
第7回コンプライアンスフォーラムとは
(株)プロネクサス×ハイテクノロジーコミュニケーションズ(株)の共催による、コンプライアンス責任者・担当者・経営層に向けたオンラインイベントです。今回は、「SDGs・ESG時代の、法務・コンプライアンスへの対応」というテーマで開催されました。
2021年1月14日、1月15日の2日間にわたり行われ、初日は629名、2日目は594名もの方々に視聴いただきました。
実施内容
「元上司部下が語る、SDGsで“編み直す”企業コンプライアンス活性化の戦略とは“法令対応”から“幸せな職場の創出”へ」をテーマに、両名のパネルディスカッション形式・約90分のセッションを、リアルタイムでグラフィックレコーディングしました。学術的なセッションが多い中、新たな考え方・活動であるというインパクトを残したい!という登壇者の想いから、描く様子はオンライン上の画面共有で視聴者の方に見ていただきながらセッションを進め、エピソードや伝えたい内容をより具体的にイメージしてもらえるようにしました。
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成果
約90分のセッションを以下のグラフィックにまとめました。
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感想
グラフィックレコーディングについて、大西氏・三浦弁護士より以下のコメントを頂戴しました。
コンプライアンスをジブンゴトにする。従来型の企業コンプラ活動にパラダイムシフトを起こし「やらされ感」という最初で最後の高い壁を乗り越えようとしている我々にとって、グラフィックレコーディングは強力な武器になると感じました。「わかりやすさ」はこの分野でも失えない「価値」だからです。
<大西 徳昭>
今回のコラボは、法律中心・文字中心のコンプラ業界に大きな驚きを与え、多くの参加者の共感を得ることができたと思います。私自身もすっかり松田さんのファンになってしまいました。「正々堂々と、胸を張って仕事をしたい」という人々の想いを実現できるように、今後もサービスデザイン・ラボの皆さんとコラボできたらうれしいです。
<三浦 悠佑>
今回は、コンプライアンス×グラフィックレコーディングという新たなジャンルでの活用事例となりました。コンプライアンスや法務というと堅苦しいイメージを持たれ直接的な関係者以外の興味を喚起することが難しい分野ですが、グラフィックレコーディングという手法を通じて伝えることで多くの方の関心をひき、イメージをより具体的に持ってもらうことに寄与できたのではないかと思います。
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