千葉市立加曽利貝塚博物館様
「みどころグラス」スマートグラスを利用した展示ガイド
博物館などの展示施設には、数多くの展示物が解説パネルなどと共に展示されています。制作された時代や手法、関連する情報など展示物を見ただけではわからない背景を解説することで、より興味を持って観察したり、さらに知識を広げたりすることにつなげようとしています。メガネのようにかけて使用するスマートグラスは、解説を展示物そのものに重ねたり、周囲にわかりやすく表示したりすることで、利用者が展示物を見るという行為の中で自然な形で情報を提示できます。空間の制約がないので解説パネルが設置しにくい場所でも情報提供が可能です。また、個々の利用者に対してその興味やタイミングに合わせた情報提供が行えます。DNPではこれまでに培った展示物への様々な情報提示手法のノウハウを活かし、直観的でわかりやすいスマートグラスによる解説システム「みどころグラス」を提供します。
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法人のお客様(自治体、企業などの団体)を対象とさせていただいております。
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特徴と導入効果
- 先進的な技術による注目度の高い展示手法
- 空間の制約にとらわれない情報提示
- 直観的でわかりやすい解説手法
- 年齢、理解度、言語、タイミングなど見る人に合わせた情報提示
事例①
千葉市立加曽利貝塚博物館様
加曽利貝塚スマートグラス体験会①:北貝塚貝層断面観覧施設
加曽利貝塚への来場者を対象にスマートグラスを使って説明を見ながら、貝塚断面を見学する体験会を開催しました。会場となった北貝塚貝層断面観覧施設には、その名の通り貝塚の断面が展示されていますが、ぱっと見ただけでは土の中に何が埋もれているのかわかりません。そこでスマートグラスをかけて指定の場所でマーカーを認識すると、土の中に埋もれている遺物の解説や関連する情報が表示され、さらに広く興味を広げられるような情報も提供されました。幅広い年代の方にご利用いただき、体験後のアンケートでは、貝塚のことが理解しやすくなったと回答した方が多くみられました。 |
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事例②
千葉市立加曽利貝塚博物館様
加曽利貝塚スマートグラス体験会②:南貝塚令和元年度調査付近
加曽利貝塚でのスマートグラス体験会の第2弾は、屋外の発掘調査跡地で開催されました。発掘調査は令和元年に行われましたが、現在は埋め戻されて他の場所と区別がつかず、発掘中はどのようになっていたのかをうかがい知ることはできません。そこで発掘調査跡地にマーカーを設置し、スマートグラスで認識するとその付近で発掘された出土遺物やそこから見える生活の様子などの説明をテキストや動画で見られるようにしました。過去の発掘調査や当時の関心の高さなども紹介し、調査への関心を喚起しました。
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事例③
千葉市立加曽利貝塚博物館様
加曽利貝塚スマートグラス体験会③:博物館内
加曽利貝塚でのスマートグラス体験会の第3弾は、博物館内で開催されました。今回の実証実験では、加曽利貝塚博物館内の貝層断面の展示を観ると、周囲に掘られた調査区の様子がMRで表示され、発掘当時の現場にタイムスリップできる体験を提供しました。また、「加曽利E式土器」展示ケースの前で4点の土器の3次元(3D)CGをMRで表示し、実物の展示では観ることができない土器の裏側などを好きな角度から鑑賞できるほか、「大形建物跡」の展示の前では、MRで床に表示する竪穴住居跡の上に柱を再現することで、建物の大きさなどをわかりやすく伝えました。
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この事例で導入した製品・サービス
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舞台などの進行に合わせてスマートグラスに字幕や解説を表示するガイドシステムです。スマートグラスはメガネのようにかけて使用するウェアラブルデバイスで、実際に見ている光景に情報を重ねて表示することができます。
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